禁煙
タバコは肺がんだけでなく、日本人の3大死因(がん、心臓病、脳卒中)とも密接に関係しています。
ご自身の健康のために禁煙に取り組みましょう。
禁煙
タバコが「百害あって一利なし」といわれる理由
喫煙は病気?!
あなたに合った禁煙方法
あなたに合った禁煙方法をチェックしてみましょう。
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オンライン禁煙
通院の負担なく禁煙のサポートが受けられます。こちらから選んでご参加ください。
株式会社リンケージ(PDF)
メドケア株式会社(PDF)
株式会社CureApp ascure卒煙(PDF)
株式会社CureApp ascureライト(PDF)
禁煙外来を使った禁煙
医師など専門家のサポートで、禁煙に取り組みます。
健康保険を使って禁煙外来を受けるには、下記の要件を満たすことが必要です。
- ニコチン依存症を診断するテストで5点以上
- 1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数が200以上
- 1ヵ月以内に禁煙を始めたいと思っている
- 禁煙治療を受けることに文書で同意している
(問診票などに日付や氏名を記入します)
条件を満たしていれば、自己負担12,000~18,000円(3ヵ月・5回の診療)で禁煙治療をすることができます。
禁煙補助薬を使った禁煙
禁煙に補助薬を使用すると自力で禁煙に挑戦した場合に比べて成功率が高くなります。
また、薬の作用によりタバコの禁断症状として起こりやすい体重増加・イライラ等が少なくなるともいわれています。(薬局・薬店で購入できるものを紹介します。)
ニコチンをタバコ以外から補給して禁断症状を防ぐ
禁煙が難しいのは、タバコに含まれているニコチンが原因です。
ニコチンによる禁断症状を和らげるためにニコチンを禁煙補助薬で体内に安定して供給し、禁煙を成功させます。
- ニコチンパッチ
皮膚に貼る薬です。1日1回、上腕やお腹、背中などに貼ります。
段階的にパッチのサイズを小さくしてニコチンの量を減らします。 - ニコチンガム
普通のガムとは少し異なったものです。はじめは吸いたくなったときに噛み、徐々に減らしていきます。
自力で禁煙
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その1
- 禁煙開始日を決める!
- 禁煙したいという気持ちを行動につなげるためには、まず禁煙を始める日を決め、具体的な「目標設定」を行うことが大切です。
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その2
- 禁煙宣言をする、宣言書にサインする!
- 禁煙開始日が決まったら、禁煙宣言をしたり、禁煙宣言書にサインをします。禁煙に向けての決意を固めることができます。
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その3
- 喫煙行動を手帳などに記録する!
- 禁煙を始める前に、喫煙行動を記録したり、禁煙開始後に禁煙の達成状況を記録しましょう。
これにより、自分の喫煙行動のパターンがわかったり、禁煙の達成状況を自分で確認することができ、禁煙の実行や継続に役立ちます。
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その4
- タバコが吸いたくなる場所や状況を避ける!
- 禁煙を始めたら、禁煙が安定するまではタバコが吸いたくなる場所や状況を避けましょう。(例えば、酒席など)
これは吸いたい気持ちをコントロールする方法として有効です。
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その5
- タバコが吸いたくなったら、別の行動をする!
- タバコが吸いたくなった時に、喫煙に代わる別な行動を行うと、吸いたい気持ちを抑えることができます。
例えば、どうしても吸いたくなったら、「歯をみがく」「氷を口に含む」「お茶を飲む」などで気を紛らわせましょう。
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その6
- うまくできたら自分で自分をほめる!
- 禁煙できたら自分で自分をほめたり、自分のためにごほうびを用意することも禁煙に役立ちます。
禁煙できた人に周囲がほめることも禁煙を続けるのに効果があります。
- ※どうしてもタバコを吸いたくなってしまったら、禁煙補助薬を使ったり、禁煙外来に通ったりしてみましょう。